今、銀行の預金争奪戦が起きているという。今月からメガバンクが相次いで普通預金の金利を2倍に引き上げ、北陸銀行ではいくつかの条件を満たし口座を解説すると、最大1万5000円相当がもらえるという。キャンペーンを行ったことで、口座開設数は去年同時期の2倍位上になったという。なぜこうした動きに出ているのか調べると、今年1月、日本銀行が政策金利を0.25%から約17年ぶりの水準となる0.5%に引き上げてから1ヶ月あまりだが、内田副総裁は一昨日、経済や物価の動きが予測通りならさらに金利を引き上げる方針を示した。日銀が政策金利を引き上げると民間銀行が企業などに貸し出す金利の引き上げにもつながってく。民間銀行は貸し出して運用することで収益を拡大するので、貸し出す資金源のひとつである預金を増やそうとするため、預金金利の引き上げを行い、より多くのお金を口座に入れてもらう目的で動き出しているという。