水道料金の値上げは止められない。節水という自己防衛で水道料金と戦う人たちがいる。神奈川県真鶴町は水源が乏しく、近隣の自治体から水道水を購入しているため、水道料金が最高水準となっている。そのため、住人の節水意識は高い。真鶴町では7月請求分から基本料金20%アップが決定している。日頃どんな節水に取り組んでいるのか調査。3人暮らしの家庭での1か月の水道料金は3000円前後だという。どのように節水しているのか。昼ご飯に娘の好きなミートボールパスタをつくるが、水の量はひたひた。茹でたお湯が無駄にならないよう煮詰めながらパスタを茹でるとのこと。洗い物は朝と昼の分をまとめて食洗機で行うことで節水。風呂を沸かす前に浴槽の掃除を行い、風呂を沸かす際にはじめに出る冷たい水で洗った風呂をすすぐ工夫をしていた。浴槽にためるお湯の量は8段階中1。一番少なくしており、浴槽の半分ほど。お湯を張るのも週3回で残り湯は掃除などに使っているという。