日本の電力を将来的にどうまかなっていくのかを示したエネルギー基本計画。2月18日(火)、3年ぶりの改定が閣議決定された。示されたのは2040年度に目指す電源の割合。現在、7割を占める火力発電は3割から4割に減らし、太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電は現在の2割ほどから最大5割まで増やす計画。一方、原発への回帰も鮮明になり、現在の1割弱から2割程度まで増やす。基本計画には福島の事故以降、「原発依存度を可能な限り低減する」との文言が盛り込まれていたが、今回はこれを削除し、「最大限利用する」と明記。廃炉が決まった原発の建て替えを進める方針も打ち出された。
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URL: http://www.kantei.go.jp/
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