- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
オープニングの挨拶。新潟・長岡市の現在の様子を伝えた。
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- 長岡市(新潟)
自民・公明の両党と日本維新の会の話がまとまり、ようやく成立の見通しが立った来年度予算案。そこには石破政権と野党によるギリギリのせめぎ合いがあった。水曜日、衆議院予算委員会では審議が行われる予定だったが委員会は開かれなかった。発端となったのは裏金問題での参考人聴取を巡る自民党の対応。安倍派の元会計責任者・松本淳一郎氏への参考人聴取について、自民党側から質問制限の要求があったという。松本氏は裁判の中でキックバックはある幹部からの再開を要求されたことを証言し、幹部は誰なのか参考人聴取が注目されていた。石破首相は聴取の延期を謝罪した。
国民民主党は年収の壁引き上げについて178万円を要求し、与党は123万円を提案。2か月ぶりに行われた協議で提案された新たな自民案は年収200万円以下の人は160万円へ引き上げるなどとする案だった。榛葉幹事長は「邪魔をしたのは維新も責任があるということになる」と発言。自民党が国民民主党に譲歩しない一方、日本維新の会に対して高校無償化を巡る協議で合意しつつある状況を当てこすった形。金曜日、自民党・小野寺五典政調会長は「とてもいい内容に仕上げることができた」と述べた。話がまとまった相手は日本維新の会だった。自公と維新の合意文書案には、高校の授業料無償化とともに来年度予算案の早期成立も明記。今週には正式合意に向けた党首会談が行われる予定だが、日本維新の会・吉村洋文代表は「僕自身まだ合意したわけではない。メンバーと最後確認して僕自身も最後の判断をする」と述べた。
3.8兆円規模の予算修正を要求している立憲民主党とは進展なし。国民民主党とは協議継続となっている。野党側は予算案採決の前提として、安倍派の会計責任者で有罪が確定した松本氏の参考人招致を要求。松本氏は裁判の中でキックバックはある幹部からの再開を要求された、8月に幹部4人による会合で再開が決まったという主旨の証言をしている。関与していないという安倍派幹部との発言とは食い違っている。寺島は何にどう金を使ったのかを国民に納得できるデータが出ているのか気になる、政治にコストをかけないためにどれだけ努力をしているのか、いつの間にか税金の払わない国にしたほうがいいという方向に議論が進んでいる、財政の健全化に向けて国民目線で本気で議論してもらいたいと話した。松原は自民党は維新の賛成を取り付けて相当自信を持っている、全体の議論がほとんどされないままどれだけ要求を飲むかという議論になっていると話した。
もし25%が課されたら日本経済に大きな影響を与えかねない自動車関税について、スタジオ解説。アメリカ・トランプ大統領が打ち出した自動車関税25%。現在は2.5%に抑えられているので一気に10倍になる。もしこれが日本に適用されたらどうなるのか?。400万円の車をアメリカに輸出する場合で考える。関税2.5%なら10万円だが、25%なら100万円に増え、そのまま価格に転嫁すると割高となり日本車はアメリカで売りづらくなる。日本からアメリカへの輸出品の中で自動車の輸出額は全体の3割近くを占める6兆円で断トツの1位。2位も自動車関連部品。関税が25%の対象になると日本経済への影響は避けられない。実際に日本の車は関税25%の対象とされてしまうのか?。トランプ大統領が日本に対して問題視しているのが、アメリカの車が売れないこと。日本で販売された新車の台数は303万台だが、アメリカからの輸入車は2万台足らず。そこで非関税障壁と呼ばれる規制や制度の問題がやり玉に挙がっている。非関税障壁とは一般的に関税以外の要因で輸入品の流通が制限されること。アメリカの車を日本に輸入する場合、関税はゼロだが、アメリカ政府は「日本の安全基準や補助金の制度などが非関税障壁になっている」と主張している。しかし、実際の状況について自動車評論家・国沢光宏さんの見解を紹介。日本政府は武藤経済産業大臣の訪米を調整していて、日本を自動車関税25%の対象から除外するよう求めるものとみられる。日本の自動車メーカーの懸念はアメリカに直接輸出する車に限らない。アメリカ向けの車の多くをメキシコの工場でも生産している。例えば、トヨタでは日本の工場で生産してアメリカへ輸出する車が54万台だが、メキシコの工場から輸出する車も23万台あり、これはメキシコで生産した車の9割に当たる。メキシコに25%の関税がかけられると、その影響も小さくない。トランプ氏が狙うのは、高い関税で脅しをかけ生産拠点をアメリカへと移転させること。もし日本の自動車メーカーが工場をアメリカに移転させるとなると、部品の多くを北米で調達しなければならないという規則もある。そうすると日本の多くの部品メーカーにも影響が避けられない。下請け企業の裾野が広い自動車産業を守るためトランプ関税を回避する道はあるのか?。
ここまでの米トランプ大統領の動きについて。寺島さんは「保護主義と孤立はアメリカのためにならない」「やがて困るのはインフレ圧力に苦しむアメリカ国民」などと、サヘルさんは「トランプ大統領が裏で考えているのが何なのか すごく怖い」などと、中村さんは「長期的に見て自国のためにならない前提でのパフォーマンス」などと、松原さんは「恐怖感を抱かせることで相手から妥協を引き出そうとしている」「世界がこのセオリーに振り回された」などとそれぞれコメント。
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日本の電力を将来的にどうまかなっていくのかを示したエネルギー基本計画。2月18日(火)、3年ぶりの改定が閣議決定された。示されたのは2040年度に目指す電源の割合。現在、7割を占める火力発電は3割から4割に減らし、太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電は現在の2割ほどから最大5割まで増やす計画。一方、原発への回帰も鮮明になり、現在の1割弱から2割程度まで増やす。基本計画には福島の事故以降、「原発依存度を可能な限り低減する」との文言が盛り込まれていたが、今回はこれを削除し、「最大限利用する」と明記。廃炉が決まった原発の建て替えを進める方針も打ち出された。
岩屋大臣は2月18日(火)、来月にアメリカで開かれる「核兵器禁止条約の締約国会議」について、政府としてオブザーバー参加しないことを正式に発表した。不参加の理由としては「核保有国を交えずに核軍縮を進めることは難しく、核による拡大抑止が不可欠な現状の中で日本が参加することは誤ったメッセージを伝える恐れがある」などとしている。
先月、日本を訪れた外国人旅行者の数がひと月当たりで 過去最多となったことが2月19日(水)、分かった。1か月あたりの外国人旅行者の推移(2024年〜2025年1月)。これまでに最多だった去年12月を30万人ほど上回る378万人で、去年の同じ月と比べ約4割増えている。要因としては、円安に加え中国の春節に伴う連休が去年は2月だったのが今年は1月になったことや、ウインタースポーツを目的としたオーストラリアやアメリカからの旅行客が増えたことが挙げられている。
プロ野球はキャンプを経て、きのうオープン戦がスタート。1軍メンバー入りへ、開幕スタメンへ、選手は貪欲にアピールを続ける。オープン戦前のDeNA・宜野湾キャンプに中畑清さんの姿が。その日の練習試合、中畑さんの目の前で輝いたのは2球団が競合したロッテのドラフト1位ルーキー・西川史礁。前の試合から続く5打席連続ヒットを放つ。更にきのうのオープン戦開幕となる中日戦でのバッティング。開幕スタメンへ猛アピールが続く。
オープン戦:楽天7−7阪神。楽天・宗山塁(ドラフト5球団競合/明治大〜ドラフト1位):4打数、2安打、1打点。
ソフトバンクとオリックスがオープン戦。注目は、昨年アメリカでプレーしたソフトバンク新加入・上沢直之。被安打0、無失点に抑え上々のスタート。7-0でソフトバンクが勝利。
DeNAと巨人がオープン戦。巨人先発は2年連続開幕投手の戸郷。ソフトバンクから加入した甲斐拓也とバッテリー。1回14球、被安打2、1失点。巨人・大城卓三は逆転3ランホームラン。6-4で巨人が勝利。
プロ野球オープン戦について。現地で観戦した中畑さんの注目は、巨人の戸郷&甲斐。戸郷について「普段の球威はなかった」「不安だった」などコメント。ほかに注目はロッテのドラフト1位・西川史礁(青山学院大)。変化球への対応能力などが高いんだそう。
楽天と阪神がオープン戦。阪神・藤川球児監督にとっては就任後初。現役時代は投手として活躍。コーチ未経験で去年10月に監督就任。今の心境について「全然疲れていない」「自分より年齢が上のコーチから力を借りながらチーム作りをしている」など話した。自慢は阪神ファンの熱意。この日も練習中、選手のミスでため息が出る場面が。あるべき監督像について聞かれると、「まだ業務(試合)が始まっていない」「一歩ずつしか進んでいない」など話した。オープン戦の結果は7-7の引き分け。
阪神・藤川新監督について。落合は「去年までの阪神がやってきた良い部分をどう継承して、足らない部分にどう手を加えていくのかが大事」「自分の色を出そうとすると とんでもないことになりそう」などと、実際に現地で話したという中畑は「余裕を感じた」「初監督という感じではない」などとそれぞれコメント。
スキージャンプW杯札幌大会優勝。土屋ホーム・葛西紀明がギネス世界記録W杯歴代最多個人出場数579達成。
スキージャンプW杯札幌大会優勝:北京五輪金メダル銀メダル・チームROY・小林陵侑。W杯2連勝。通算34勝目。
フリースタイルスキー モーグルW杯第11戦優勝:トヨタ自動車・堀島行真。W杯3連勝。