きのう、コメの安定供給に関する閣僚会議が行われた。石破茂総理大臣は「供給量を見通すにあたり玄米ベースのみで精米ベースの観点がなかった。調査が不十分であるにもかかわらず生産量が足りていると判断していた」と発言。政府はコメの価格高騰の原因は「生産量不足」と認めた。これまで石破政権は「コメはある」と言い続けてきた。今年2月、江藤拓農水大臣(当時)は「コメ自体は間違いなくある」「流通に問題がある」、3月には「全く不安視する必要はない」と発言、コメ不足の原因は流通の目詰まりと主張していた。きのうの会議で農林水産省が示した「主食用米の生産量と需要量の推移」グラフによると、コメは最大で44万t(2023年)不足していた。調査の結果、流通の目詰まりは確認できず。小泉進次郎農水大臣は「人口減少にともない需要は減り続けるだろうと判断を見誤ったことが要因なのは間違いない」と述べた。石破総理は「コメの増産へかじを切る」と表明。
石破茂総理大臣は、コメ増産を主張し続けてきた。2009年の麻生内閣時、石破農水大臣(当時)は事実上の減反政策にあたる生産調整の見直しに取り組んだが、コメの価格下落を懸念する党内の農林族の反発を受けて断念した。きのう、石破総理は「増産にかじを切る」「耕作放棄血の拡大を食い止め次世代へつなぐ」「日米間税措置をものともしない輸出の抜本的拡大」と表明。令和の百姓一揆事務局長・高橋宏通は「今年の増産は、もう多分無理。農業やコメの大事さにもっと早く気づいてほしかった。田んぼの面積や量が確保されないと種もみがない」「持続的に安定できる政策をお願いしたい」と話す。種もみ不足は天候不順、病害虫、流通トラブルなどが原因。
石破茂総理大臣は、コメ増産を主張し続けてきた。2009年の麻生内閣時、石破農水大臣(当時)は事実上の減反政策にあたる生産調整の見直しに取り組んだが、コメの価格下落を懸念する党内の農林族の反発を受けて断念した。きのう、石破総理は「増産にかじを切る」「耕作放棄血の拡大を食い止め次世代へつなぐ」「日米間税措置をものともしない輸出の抜本的拡大」と表明。令和の百姓一揆事務局長・高橋宏通は「今年の増産は、もう多分無理。農業やコメの大事さにもっと早く気づいてほしかった。田んぼの面積や量が確保されないと種もみがない」「持続的に安定できる政策をお願いしたい」と話す。種もみ不足は天候不順、病害虫、流通トラブルなどが原因。
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URL: http://www.kantei.go.jp/
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