石破総理はきのう会見し、辞任の意向を表明した。ギリギリまで続投の意志を見せながら決断した背景には、何があったのか。石破総理は会見で「米国関税措置に関する交渉に1つの区切りがついた今こそが、そのしかるべきタイミングだと考え後進に道を譲る決断をした」と述べ、この1年で成し遂げたこととやり残したことを語った。苦渋の決断だったと語った一方、先週金曜日には物価高への追加の経済対策を「この秋に策定する」と述べるなど、続投への意欲を滲ませていた。この週末に何があったのか。おととい石破総理は小泉大臣と菅元総理と30分会談したが、関係者によると2人は石破総理に対し総裁選前倒しの署名提出前に進退について自ら判断するよう説得したという。会見で石破総理は「どうしたらよかったのかという思いはある。しかしやるべきことは、これ以上はできなかったというほどにできた」などと悔しさも滲ませた。
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