緑の金網で塞がれた道路。中には大量のガードレールが置かれていて、その先には道路はない。反対側から見てみると、見えたのはたくさんの墓。ここは、千代田区九段北から練馬区西大泉まで総延長およそ19.3キロの東京都市計画道路“放射第7号線”の一部区間。しかし、道路の真ん中にあるおよそ200基の墓によって工事が進まない事態となっている。工事開始から18年たっても開通しない道路。番組が寺の住職を取材。日蓮宗善行院・大庭一記住職のコメント文「移転には応じるつもりだが、実際に動けるめどはまだ立っていない」と話す。