東京・板橋区にある熊野町交差点。懐かしい昭和のキンチョーやグリコの看板などが壁一面に並んでいる。その前には黄金に輝く釈迦如来像や大砲、オート三輪まで。突如交差点に現れた昭和レトロな別世界はSNSでも話題になっている。去年9月の時点では駐車場だったというが、12月頃に突然昭和レトロな看板が設置された。それ以降、日を追うごとにアイテムが増えていって現在の姿になったという。この空間を製作したのは練馬区に暮らす加藤正衛さん。自宅には50年前から集めた2000点以上の骨董品などが並んでいた。加藤さんの職業はビルのテナント業で、交差点の空地も加藤さんが所有しており、コレクションの一部を展示しているという。熊野町交差点は交通事故が多く、おととしには全国でワースト1位に。加藤さんは熊野町交差点での交通事故を減らすべく、自身のコレクションを設置したという。