高齢者の1人暮らしが増える中、いわゆる買い物弱者のための移動スーパーの需要が都心でも高まっている。食料品や日用品を積み、都心の住宅地を走る移動スーパーは今、需要が高まっている。江東区の豊洲周辺では週に2度、巡回しており、生鮮食品などおよそ300品目を取りそろえ、地域住民の買い物を支えていた。外出が難しい人のために販売員が買いたい物を聞き取ったり商品を届けたりもする。販売は会話を楽しみながら、客の体調や暮らしぶりに変化がないかにも注意を払い見守りにもつながっている。
1人暮らしの高齢者の自宅に学生などが同居する異世代ホームシェアが根づき始めている。練馬区で暮らす82歳の宮本幸一は2015年から戸建ての自宅の一部を学生に貸し出して共同生活を送ってきた。高齢者は孤立などの解消、学生は生活費の軽減などが図れるのが特徴の1つ。2人を仲介したのはNPO法人で、この取り組みは2012年から行われている。宮本はメッセージボードを活用したり毎朝、自分用に作るスムージーを学生に取り分けておくなど、住みやすい環境を作ろうとしている。
1人暮らしの高齢者の自宅に学生などが同居する異世代ホームシェアが根づき始めている。練馬区で暮らす82歳の宮本幸一は2015年から戸建ての自宅の一部を学生に貸し出して共同生活を送ってきた。高齢者は孤立などの解消、学生は生活費の軽減などが図れるのが特徴の1つ。2人を仲介したのはNPO法人で、この取り組みは2012年から行われている。宮本はメッセージボードを活用したり毎朝、自分用に作るスムージーを学生に取り分けておくなど、住みやすい環境を作ろうとしている。