群馬県・安中市、田んぼが広がる中に群馬県立安中総合学園高等学校がある。この学校で「お米甲子園」を目指しているのが農業系の科目を学ぶ生徒たち。授業の実習で1年かけて米作りを学んでいる通称「農業系 水田班」の6人。中でも人一倍米作りに情熱を燃やしているのが金森凌大さん。実はこの日、実習授業に大きな作業が控えていた。生徒たちがコメを作る田んぼは学校の周辺に点在し、収穫は3トンを超える。水田班は3種類のコメを作っていて、その中でも特に力を入れているのが「縁結び」。一般的にはあまり知られていないものの優しい甘さのある美味しいお米だという。この縁結びでお米甲子園に挑む。大会で優勝すれば高校生が育てた日本一美味しいコメと全国にアピールできる。そうすることで縁結びをこの地域のブランド米として育てていきたいと考えている。生徒たちは品質の高いコメを作るために田んぼの土作りから始めていた。苗は種から育てる一からのコメづくり。猛暑に水不足、雑草刈りと気が抜けないコメづくりが続いてきた。この日は稲刈りをするかどうかを決める重要な場面。そのタイミングは稲穂の水分量で決める。稲穂が乾燥しすぎるとコメが固くなり品質が落ちる。理想の水分量は20%前後。14%を切ると危険信号だが、数値は14.6。9月に猛暑が続き、予想以上に乾燥が続いていた。急いで稲刈りへ。コンバインが入れるよう角の稲を手で刈る。
金森さんはコメ作りを学ぶ中で将来のことも考えるようになっていた。卒業後は農業の専門学校に進み、本格的に農業技術を学ぶつもりだ。刈り取った縁結びはさらに大型乾燥機で乾燥させる。適切な水分量にするのが美味しさの秘密。この乾燥がうまくいかないと、カビが生えたり変色したりする。乾燥が終わるとすぐに籾摺り。籾殻を外す。出来上がったのが玄米。前回のお米甲子園では同じ縁結びで予選を突破し、全国大会で入賞。2年連続入賞の期待がかかる。稲刈りから2週間、縁結びの試食をすることに。縁結びの味の特徴は優しい甘さとモチモチとした食感。ほかの品種と一緒に食べ比べ。味だけでなく香りや見た目も審査の対象となる。さらに科学的な食味値の測定もする。お米の成分を分析し、美味しさを数値化する。市役所の農林課で測定してくれた。75点以上でおいしいお米、85点を超えると極上とされるが、縁結びは「89点」だった。それでもお米甲子園で勝つためにはまだまだやることがある。いつも相談にのってくれる米農家に協力してもらい、プロの機材でゴミや不揃いな米粒を除去してもらう。これでようやく完成。お米甲子園には例年、全国の高校から150点以上のコメが出品される。全国大会に進めるのはそのうち15点のみ。1ヶ月後、予選通過の結果が届いた。
そして国内最大級のコメコンクール最終審査の日。今回は5070点の新米が出品され、6つの部門に分かれそれぞれ1番美味しいコメを決めていく。お米甲子園はその部門のひとつ。全国の高校から158点の新米が出品され、15点が予選通過。ここから最終審査によって1位の最高金賞と2位の金賞5点が選ばれる。審査員は食味鑑定士やバイヤーなど30人の専門家。香り、見た目、食感、そして味が審査される。審査の様子はオープンにされ水田班の生徒たちも見守る。審査が始まって2時間、お昼をとることにした水田班。ところがちょうどそのとき予定より早く集計が終わり審査結果が貼り出されていた。先生に呼ばれた金森さんたちは「金賞」を確認。前回よりランクを上げて金賞を勝ち取った。縁結びを地域のブランド米へ、生徒たちの挑戦は続く。
金森さんはコメ作りを学ぶ中で将来のことも考えるようになっていた。卒業後は農業の専門学校に進み、本格的に農業技術を学ぶつもりだ。刈り取った縁結びはさらに大型乾燥機で乾燥させる。適切な水分量にするのが美味しさの秘密。この乾燥がうまくいかないと、カビが生えたり変色したりする。乾燥が終わるとすぐに籾摺り。籾殻を外す。出来上がったのが玄米。前回のお米甲子園では同じ縁結びで予選を突破し、全国大会で入賞。2年連続入賞の期待がかかる。稲刈りから2週間、縁結びの試食をすることに。縁結びの味の特徴は優しい甘さとモチモチとした食感。ほかの品種と一緒に食べ比べ。味だけでなく香りや見た目も審査の対象となる。さらに科学的な食味値の測定もする。お米の成分を分析し、美味しさを数値化する。市役所の農林課で測定してくれた。75点以上でおいしいお米、85点を超えると極上とされるが、縁結びは「89点」だった。それでもお米甲子園で勝つためにはまだまだやることがある。いつも相談にのってくれる米農家に協力してもらい、プロの機材でゴミや不揃いな米粒を除去してもらう。これでようやく完成。お米甲子園には例年、全国の高校から150点以上のコメが出品される。全国大会に進めるのはそのうち15点のみ。1ヶ月後、予選通過の結果が届いた。
そして国内最大級のコメコンクール最終審査の日。今回は5070点の新米が出品され、6つの部門に分かれそれぞれ1番美味しいコメを決めていく。お米甲子園はその部門のひとつ。全国の高校から158点の新米が出品され、15点が予選通過。ここから最終審査によって1位の最高金賞と2位の金賞5点が選ばれる。審査員は食味鑑定士やバイヤーなど30人の専門家。香り、見た目、食感、そして味が審査される。審査の様子はオープンにされ水田班の生徒たちも見守る。審査が始まって2時間、お昼をとることにした水田班。ところがちょうどそのとき予定より早く集計が終わり審査結果が貼り出されていた。先生に呼ばれた金森さんたちは「金賞」を確認。前回よりランクを上げて金賞を勝ち取った。縁結びを地域のブランド米へ、生徒たちの挑戦は続く。
