きょう関東甲信と東海地方が梅雨明けとなり各地で厳しい暑さとなった。熱中症への警戒が呼び掛けられる中、新型コロナウイルスの感染者数も急増していて医師は5類移行後最大の波になり得ると注意を呼びかけている。きょう気象庁は東海や関東甲信で梅雨明けしたとみられると発表した。今年は梅雨入りが遅かったため、関東甲信の梅雨の期間は平年より約2週間短かった。きょう東京の最高気温は33度を超え、真夏の暑さになった。東京消防庁によると管内できょう午後9時までに熱中症で医療機関に救急搬送されたのは11歳から96歳までの男女63人だった。東京では今後晴れマークがずらっと並び日曜日から金曜日にかけては35度以上の猛暑日が続く予想で、中には36度の体温並みの気温もある。その後も気象庁は早期天候情報を全国の広い範囲に発表し、10年に一度程度の著しい高温となる可能性が高まっているとしている。東京・八王子市では子供の熱中症対策を呼び掛けるイベントが行われた。企業などが行った調査では地面の照り返しなどの影響で子供の身長の高さでは、大人と比べて7度程度気温が高くなるという。イベントでは冬用のコートを羽織ることで大人が子供の感じる暑さを体験できる催しもある。