豊洲市場ドットコム青果バイヤーの八尾さんが登場した。八尾さんは市場の仕事を通じて果物に目覚め、毎年全国のイチゴ品種を食べて研究中という。最近は品種にこだわった生産者が増えていて、その生産者のイチゴしか食べないという声も聞くという。また、輸送の進化により、これまで食べられなかったイチゴも関東圏でも手に入るようになったという魅力的なこともあると話している。八尾さんがピックアップした10種類のイチゴを紹介。おいCベリーは通常の1.3倍のビタミンCが含まれている。3粒ほど食べると1日分のビタミンCがとれる。神奈川県のかなこまちは去年の11月に品種登録されたばかりのイチゴで、果汁が豊富。これまで完熟のイチゴは傷つきやすかったりなどで輸送が難しかったが、技術の進化でご当地イチゴが食べれるようになっている。新潟県の越後姫は甘い香りが良く、酸味がないという。流通している中で一番柔らかいと言われている。和歌山県のまりひめはあまりんに匹敵する甘さ。とちおとめは栃木県で生産が減っている。スーパーで買ってきたイチゴの洗い方は、水をためたボウルに静かにいちごを入れて、軽く数回かき回す程度でよいという。キッチンペーパーで優しく水分を吸い取ることがポイント。イチゴにグラニュー糖を適量かけてまぶし、30分から数時間冷蔵庫で寝かすと甘さがアップしたイチゴが楽しめる。
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