宮崎県・美郷町で炭焼き職人の修業をする松岡さんは、2年目から職人のもとについて技術を学ぶことになった。意欲が高く細かなことまで聞いてくるので楽しいと述べていたが、別の職人とやり方が違うと述べて意見を戦わせるひと幕もみられた。松岡さんの熱意に根負けし、職人は失敗しても経験になると考えて従うことにした。炭焼きの炭化に3~4日かけていた職人は別の窯の「火力を高めて1日で済ませる」方法を取り入れた結果、よりよい品質の炭を作ることができた。炭の取り出しでは他の工房からも応援が訪れ、松岡さんが意見を戦わせながら学ぶようすに感心していた。