気象庁によると前線を伴った低気圧が発達しながら太平洋側を東へ進み前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる。このため関東甲信では大気の状態が非常に不安定になっていて今夜遅くにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雨の量は、関東南部・関東北部120mm、甲信・伊豆諸島100mmと予想。あすの明け方にかけては、低気圧の接近に伴って非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は23m、最大瞬間風速は35mと予想されている。海上では波も高くなり、あすにかけてうねりを伴ってしける見込み。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、強風、高波に十分注意するよう呼びかけている。東京電力パワーグリッドによると午後8時半現在、神奈川県の3100戸余、埼玉県の1200戸余で停電が発生。千葉県や群馬県などでも停電が発生している。いずれも復旧を急いでいる。
交通への影響。JR東日本は低気圧の影響で関東エリアの在来線で列車の運休や行き先変更、それに遅れが発生する可能性があると発表。日本航空と全日空によると午後4時現在、羽田空港を離着陸する便を中心に合わせて52便がすでに欠航したか、欠航が決まっている。
交通への影響。JR東日本は低気圧の影響で関東エリアの在来線で列車の運休や行き先変更、それに遅れが発生する可能性があると発表。日本航空と全日空によると午後4時現在、羽田空港を離着陸する便を中心に合わせて52便がすでに欠航したか、欠航が決まっている。