阿久沢幸吉さん、大正12年生まれの101歳。この日は群馬県前橋市の赤城・鍋割山へ。約1時間半、無事登頂。週に1度のペースで山登りを続けている。自宅に飾られているのは幸吉さんが自ら描いた作品たち。日本百名山のうち80の山を制覇、北アルプスや十勝岳など登った山々を描くのも楽しみの1つ。朝6時半、自宅から歩いて向かった先は宮城の里デイサービスセンター。サポートボランティアを週6日、25年間続けている。80年以上前、海軍航空技術廠に所属し戦争を経験。戦後は地元群馬に戻り、農地を開拓。その後家畜の人工授精師を60年間務めた。週2日開いている絵画教室。幸吉さんはいま、新たな夢を描いている。富士山の最高齢登頂は101歳10か月。幸吉さんが来年102歳で登れば新記録となる。