15日に米中首脳会談が行われた。習近平国家主席は、相手を変えようとするのは非現実的で衝突や対立は双方にとって耐えがたい結果をもたらすと発言した。1972年、当時のニクソン大統領による中国訪問に世界が驚いた。ニクソン氏は毛沢東主席らと会談し、79年の国交正常化への道を開いた。以後アメリカの歴代政権が重視してきたのが、中国を国際社会や経済の枠組みに招き入れて民主化を促そうということ。前嶋和弘教授は、独裁的な政権ではなく民主主義になるだろうと信じていたが全然そうなっていないと話した。16日には、1年ぶりとなる日中首脳会談も開かれた。