中国国営の新華社通信によると、全人代の常務委員会は13日、唐仁健農業農村相を解任し後任に韓俊氏をあてる人事を決定した。唐氏は重大な規律違反や違法行為を行った疑いで中央規律検査委員会などの調査を受けていた。また、去年10月に国防相を解任され贈収賄の疑いで捜査を受けている李尚福氏について、全人代の代表資格をはく奪することが決まった。李氏はすでに党籍はく奪の処分を受けている。中国では、去年7月に秦剛氏も外相を解任されていて、習近平指導部がおととし3期目に入って以降、閣僚の解任が3人目となる異例の事態となっている。