政治資金規正法を巡っては石破総理大臣が年内に再改正を目指す意向を示し、自民党が改革案の詰めの協議を進め公明党は案をすでにまとめている。自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長はけさ、両党の国会対策委員長も交えて東京都内で会談し今後の対応を協議した。そして党派を超えた幅広い理解を得て再改正を実現させたいとして与野党協議の場を設けることを幹事長レベルで近く野党側に提案することを確認した。また先の石破総理大臣と中国の習近平国家主席との首脳会談を踏まえ、2018年以降途絶えている自民公明両党と中国共産党との日中与党交流協議会の早期再開に向けて中国側と調整を進めることも申し合わせた。自民党・森山幹事長は党の政治改革案の取りまとめについて「できるだけ急いでと考えている。できれば次の国会で年内の関連法案の成立を目指す」と述べた。