台湾で開催された「駅弁フェスティバル」に日本の駅弁が集結。10回目のことしは台湾・日本・香港・マレーシアから50社以上が参加し、来場者は48万人を超えた。日本からはJR東日本や近畿日本鉄道など13社が出品。千葉県のローカル鉄道・銚子電鉄も参加した。銚子電鉄は2017年に台湾鉄道「蘇澳線」と姉妹提携、2019年に台湾の駅弁フェスティバルに初めて参加した。海外展開のため、台湾の人気YouTuber・リンリンさんとタッグを組んだ。リンリンさんは今年3月から銚子電鉄のアンバサダーに就任。台鉄弁当の新型ディーゼル機関車R200型をイメージした陶磁器の入れ物に台湾産のうなぎをメインにしたイベント限定の弁当が人気、100人を超える行列ができた。銚子電鉄の駅弁は「愛情たっぷりおにぎり弁当」(お茶とセット)、1日50セット限定で1時間ほどで完売。肥薩おれんじ鉄道・「おれんじ鉄道弁当」も完売したという。参加した日本の鉄道会社はすべて台湾鉄道と提携、背景には日本と台湾の絆があった。東日本大震災をきっかけに台湾鉄道・黄副社長が「なにかできることはないか。鉄道の交流ができる」と始めたという。
住所: 千葉県銚子市新生町2-297
URL: https://www.hs-orange.com/
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