福岡市に住む田中彰悟さんが、父・伸一さんと一緒に自宅近くの福祉施設へ行った。ダウン症と知的障害のある彰悟さんは絵を描くことが大好きで毎月施設に通い、思うままに筆を走らせる。彰悟さんがことし30歳になった。1996年6月、田中家の第二子として生まれた彰悟さんは生まれてまもなくダウン症と診断され、肺炎を発症して気道がふさがり口から呼吸ができなくなり、声帯もふさがり声を出すことができなくなった。彰悟さんが生まれてから不安を抱えていた伸一さんは、我が子と過ごす楽しい日々の中で気持ちが大きく変わった。彰悟さんから学んだことをたくさんの人に伝えたいという思いが芽生えるた伸一さんは、講演会を開くなどして30年間で感じたことを自らの言葉で伝えていて、何より伝えたいのは彰悟さんから学んだ価値観と感謝の気持ち。伸一さんは「息子のおかげで幸せなんだというのを話すのが楽しかったし、伝える価値がある。日常が幸せ満タン」などと話した。
