自民党の麻生副総裁と茂木幹事長は日本料理店で約3時間半会食し、秋に予定される党の総裁選挙への対応や党内情勢などをめぐって意見を交わしたものとみられる。また政治資金規正法の改正をめぐり、岸田総理大臣が公明党の主張を受け入れてパーティー券の購入者を公開する基準額を「5万円を超える」に引き下げる判断をしたことに不満を持っているとされ、一連の経緯が話題になったものとみられる。岸田総理大臣は3年前の10月に就任して以降、麻生氏、茂木氏と緊密に連携しながら政権運営にあたってきたが、党内からは3人の関係に変化が生じているという指摘も出ている。