自民党総裁選に向けた動きが本格化。午後、自民党・小林鷹之前経済安保担当大臣が出馬会見を開くが、これに先立ってけさ上川外務大臣や齋藤経済産業大臣も意欲を強調。小林前経済安保担当大臣は取材に応じ「新しい自民党を作っていく」と意気込みを語った。陣営としては刷新感をアピールしたい考え。一方で、党内からは「裏で束ねているのが安倍派だとみられた瞬間にそのイメージが崩れてしまう」と懸念の声も出ている。上川外務大臣は「立候補の準備をしている」と述べた。初の女性総理として期待の声も上がる上川大臣だが、同じ岸田派には出馬の意向を示す林官房長官を推す声が多く、支援の輪を広げられるかは不透明。齋藤経産大臣は「出馬を求める声をしっかり受け止めたい」と語った。このほか石破氏や河野氏が今週中に出馬表明する見通し。選挙の顔として待望論がある小泉進次郎氏が出馬すれば、構図が大きく変わることとなり動向が注目されている。