混戦の様相が強まっている自民党の総裁選挙。解散を決めた旧派閥で動き。東京・赤坂の議員宿舎では、旧安倍派の出身議員たちによる研修会が行われているものと見られる。集まったのは、福田達夫元総務会長など、旧安倍派出身の中堅若手議員約20人。研修会に続いて開かれた会合で、総裁選挙への対応などを巡って意見を交わしたものと見られる。
おとといの会見で、「収支報告書に不記載があった議員には、不記載額と同額を返還するよう求める考え」を示した河野デジタル大臣は、きょう民放の番組に出演し、これまでに旧安倍派出身の議員から反論が出ていることについて、「総裁選挙なので、自民党として国民になるべく納得していただけるやり方を議論する必要があり、議論を内向きにやるのはよくないのではないか」と述べた。東京都内で講演した自民党・石破元幹事長は、この不記載額の返還について問われると「世間の人が思っているのは、返す、返さないではなく、“政治資金に使ったなら、載せて”。“万が一そうじゃなかったら納税して”。そういう話ではないか」と述べた。立候補を予定している議員たちが、どう政治とカネの問題に対応するかは、旧安倍派出身者の投票行動に影響を与える可能性もありそう。旧岸田派もきょう若手らが会合を開いた。
おとといの会見で、「収支報告書に不記載があった議員には、不記載額と同額を返還するよう求める考え」を示した河野デジタル大臣は、きょう民放の番組に出演し、これまでに旧安倍派出身の議員から反論が出ていることについて、「総裁選挙なので、自民党として国民になるべく納得していただけるやり方を議論する必要があり、議論を内向きにやるのはよくないのではないか」と述べた。東京都内で講演した自民党・石破元幹事長は、この不記載額の返還について問われると「世間の人が思っているのは、返す、返さないではなく、“政治資金に使ったなら、載せて”。“万が一そうじゃなかったら納税して”。そういう話ではないか」と述べた。立候補を予定している議員たちが、どう政治とカネの問題に対応するかは、旧安倍派出身者の投票行動に影響を与える可能性もありそう。旧岸田派もきょう若手らが会合を開いた。