合区の導入からこれまでに参院選は3回行われ投票率は徳島高知いずれが全国最低となっている。このうち候補者がいずれも徳島出身の2016年は高知の投票率が全国最低となり有力候補が高知にゆかりのある顔ぶれであった2019年は徳島が最も低くなった。今回地元出身者の立候補がなかった徳島県の選挙管理委員会は危機感を抱いている。小島書記長は「SNSを活用して若い方も含めた有権者に投票があることを周知して啓発しっかり取り組んでいきたい」などと話した。また無効票も多いという。徳島高知選挙区の無効票の割合は2016年の選挙で高知2019年では徳島が全国で最も高くなった。小田切准教授は「今後どうすべきか実証を踏まえた議論にしていくことが非常に重要」などと話した。