自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で議員の弁明と質疑を行う参議院の政治倫理審査会は立憲民主党など野党4党が出席を求める32人に意向の確認を行い、きょう午前に作業を終えた。関係者によると、新たに安倍派の常任幹事会のメンバーを務めた橋本聖子元五輪相が出席の意向を固め審査会側に伝えた。”報道関係者に公開するかどうかは審査会側に委ねる”と回答したという。審査会を巡ってはこれまでに同じ安倍派の世耕前参院幹事長と西田昌司議員が出席し、報道関係者にも公開する意向を明らかにしている。審査会は今週後半の開催が検討されており、議員への意向確認の結果を踏まえ、このあと幹事懇談会を開くなど、出席者・日程・公開のあり方について調整が行われる見通し。