訪問先のブラジルサンパウロで記者会見に臨んだ岸田総理は、明日にも自民党の政治刷新本部のメンバーと会って、旧文書通信交通滞在費の取り扱いなどを含めた政治改革について協議することを明らかにした。一方、憲法改正については自身の自民党総裁任期中に実現したいとの思いは「いささかも変わりはない」としたうえで、自民党としては条文起草としての機関を各会派の理解を得て設置し、憲法改正原案を作成するという党の方針にのっとって取り組んでいると強調した。衆議院の解散総選挙については現在考えてはいないと改めて否定している。