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「自民党」 のテレビ露出情報

ここからは毎日新聞・論説委員の佐藤千矢子さんと政治ジャーナリスト・田崎史郎さんに解説いただく。JNNが行った世論調査について。先日行われた衆議院の3つの補選では自民党が全敗したが、この結果について「納得するか」との問に「大いに納得」が27%、「ある程度納得」が52%だった。政党支持率では自民党が1.6ポイント減、立憲民主党が4.1ポイントアップとなっているが、内閣支持率は前回より7ポイントアップしている。水谷さんは「政党支持率で半数近くを占める党がないというのをもっと重く受け止めた方が良いんじゃないかなと思う」などとコメントした。内閣支持率が7ポイント上昇したことについて自民党内からも「そんなはずはない」「困るんだよ。どうするんだよ。(衆議院)解散したら負けるぞ」「総理の外交は評価するが、自民党にはお灸をすえばければ気がすまないという感じかな」などとする声が出ている。佐藤さんは「外交による一時的なもの。去年も外交成果が出た2~5月にかけてだけ上がった」とし、「内閣支持率は7ポイント上がったが、自民党の支持率は下がっているし、他の数字もあまりよくない。するとこれは外交効果かなと思う。ちょうど1年前もそうだった」などと話し、田崎さんも「僕も外交で上がったと思う。もう1つの要因と考えられるのは、なぜ補選で負けたにも関わらず支持率がアップしたのかということ。総理周辺に聞くと、これは補選で自民党が全敗したことによって国民の間に”これでお灸をすえた”という感情があるからではないか」などとコメントした。
来年10月30日が現衆議院の任期ではないかと言われているが、自公政権の継続を願う声は34%、立憲などによる政権交代を望む声が48%にのぼっている。2009年の政権交代前後の自民党と当時の民主党は二大政党制に近い状態にあった。今回の2~6月の支持率を見てみると、立憲民主党はすこじずつ上がってきているが、10ポイント以上の開きがある。2009年は民主党への期待感があったが、いまは自民党への批判が強くでてきているだけだという。田崎さんは「2009年は”マニュフェスト”を発表し、例えば子ども手当を支給するとか、高速道路の料金を下げるとか、バラ色の世界を描いていた。そのマニュフェストをみなさんが争って手にした。そういうものが今は立憲民主党にないということ。立憲民主党がいまどういう政策をしようとしているかというのは、僕でもすぐに答えられない。自民党批判は相当強いけど、期待感が全然違うと思う」、佐藤さんは「野党が分立している事が大きい。当時の民主党政権はいまは立憲と国民に分かれてしまっているし、維新という新生党も生まれてきたので野党側が力を結集できない。政権交代への期待はすごく大きいが、1本化しないと受け皿にはならないので、みんな『自民党があまりにもひどい。政権交代したほうが良い』という人が増えているが、受け皿が1本化してくれないと受け皿にはならないっていうところで票の行場がない状態だと思う」などとコメントした。福田康夫内閣が総辞職し、その後自民党総裁選を勝利した麻生氏を総理大臣とする麻生内閣を発足したのは2008年。このときは衆議院の残りの任期が薬1年だったため、正解の注目は「いつ解散総選挙に踏み切るのか」という点だった。現在も似てきている。当時は2009年7月に解散し、8月に解散総選挙、9月からは政権交代となった。
補選で惨敗したことにより自民党議員からは「こんな状況で選挙に挑むのは集団自決だ」という声が上がっている。公明党・山口代表からも「政権に対する対する支持・信頼を回復することに力を注ぐことが一番大事だと思っている」と述べて、早期の解散には否定的。そうなると総裁選前の早期解散はハードルが高いとみられる。一方で「一つ一つ課題を乗り越えていくしかない」と岸田総理は述べており、賃上げや定額減税や政治資金規正法の改正などにより支持率が上がる期待も持っている。さらには今回の外遊から帰国後、1時間後には「政治刷新本部」の会議に出席。ここで改革の方向性を協議し、連休明けの衆議院特別委員会で議論を本格化させる狙いが合った。その場では使途公開義務のない政策活動費の公開を指示したという。さらにパーティー券購入者も現在の「20万円超」からの引き下げを検討するという。自民党の改革案を「大いに評価する」「あるていど評価する」が合計26%、「あまり評価しない」「全く評価しない」が合わせて72%となっており、自民党は本気度を見せることで数字が上がるのかが鍵となる。佐藤さんは「”政策活動日の公開”は今回の肝の1つだが、”公開”というのは具体的にどこまで公開するのか全く見えていない。全面公開をするなら意味があるが、そうでないなら意味がない」、田崎さんは「きのう岸田さんは公邸に刷新本部の幹部2人を呼んで指示を出した。指示内容は個別の具体的な指示ではなく、2つのポイントがあって、1つは『幹事長のもとでしっかりやってくれ』、もう一つは『週内でまとめてくれ』ということ。この2つが重要な指示。政策活動費や個別の問題にはそれほど総理が強い指示はしていない」などとコメントした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月11日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
特別国会が招集されて、石破首相が決選投票の結果、総理大臣に指名さたという。ただ少数与党としての船出になると報じた。今回は政策協議の行方と今後の政権運営を展望するという。そこで梶原崇幹は「特別国会 首相指名選挙」「少数与党としての政権運営は」「自公と国民の協議 焦点は」「変化する国会運営」という内容で解説した。最後に梶原崇幹は「今回のことを後ろ向きに考える向き[…続きを読む]

2024年11月11日放送 23:00 - 23:59 日本テレビ
news zero(ニュース)
きょう総理大臣指名選挙で30年ぶりとなる決選投票が行われ今夜、第2次石破内閣が発足した。一方、選挙で躍進し求心力が高まっていた国民民主党の玉木代表はきょう女性との不倫が報じられ謝罪している。玉木代表はSmartFLASHで香川・高松市の観光大使を務める元グラビアアイドルの女性と玉木代表の不倫デートが報じられた。報道について、おおむね事実と認めている玉木代表。[…続きを読む]

2024年11月11日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日
報道ステーション(ニュース)
総理大臣指名選挙で石破総理大臣が再び指名され、第2次石破内閣が発足。もろさを抱える少数与党としての船出。きょう注目をさらったのは国民民主党・玉木代表。自ら不倫報道で謝罪。衆議院議員465人中新人議員は99人。裏金問題で自民党を離党し参議院からくら替えした無所属・世耕弘成議員も衆議院初登院。野党第1党・立憲民主党・野田佳彦代表が石破茂総理大臣と会談。野田氏が企[…続きを読む]

2024年11月11日放送 21:00 - 22:45 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
衆議院選挙を受けてきょう特別国会が召集された。石破総理大臣は衆参両院で行われた総理大臣指名選挙の結果、第103代の総理大臣に選出され、今夜第2次石破内閣が発足する。それぞれの議員はどのように指名選挙に臨んだのか。初めて当選した議員らに密着し、きょう一日の動きを追った。けさ7時30分、国会の正門前で大勢の取材陣とともに、初めて当選した議員らが開門を待っていた。[…続きを読む]

2024年11月11日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
その後、行われた総理大臣指名選挙。渦中の玉木代表はしっかり自身の名前を記入。1回目の投票では誰も過半数に届かず。30年ぶりとなった決選投票。立憲民主党は他の野党に野田代表への投票を呼びかけていたが石破総理が第103代内閣総理大臣に任命された。今夜、発足する第2次石破内閣。少数与党となった中、厳しい政権運営が待ち受けている。

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