きのう改正政治資金規正法が参院本会議可決・成立された。おととい安倍派の金庫番・松本淳一郎被告の第2回公判が行われた。松本被告の証言によると、2024年3月に安倍元総理から還流のやり方に問題があるのではと指摘があった。翌月に塩谷氏・下村氏・西村氏・世耕氏の4人を加えて協議した結果、中止が決定された。ただ安倍元総理がなくなったあとに22年8月になって再び幹部4人で協議が行われた。ここで「還付やむなしという結論になった」として還流再開が決定したと証言しているとのこと。これまでの発言で食い違いがあるという。最大のポイントは再開しようと言ったのは誰ということ。2022年7月に、松本被告によると、ある幹部から一部の議員が還付してほしいと言っていると還流再開の話が持ちかけられたという。これを塩谷氏に相談して、幹部4人で協議&再開が決定したとのこと。その後幹部たちが還流再開を所属議員らに連絡したという。松本被告への検察側の質問は来月9日に行われる予定とのこと。中室さんは「党首討論で政策についての争点が与野党間でほとんど見えなかった」などとコメントした。