立憲民主党の代表選が先に始まり告示が9月7日、そして23日が投開票となっている。一方、自民党の総裁選は12日告示そして27日投開票となっている。この15日間の選挙戦というのは過去最長だということで、その狙いについて自民党は「政策ビジョンを党員、国民に訴える期間を確保し新しい自民党の姿をアピールするため」としているが、自民党関係者からは「マスコミへの露出が増え党勢回復に繋がる」といった声も上がっている。実際、世論調査を見ていくると、裏金事件の追及が国会で熱を帯びたこの4月から自民党政権の交代を望む人の割合が高まってきたが、6月に国会が閉じるとその勢いは弱まって自民党政権の継続を望む人との割合がきっ抗した状態となっている。