自民党の総裁選挙には、これまでに小林前経済安全保障担当大臣と石破元幹事長が立候補を表明している。河野デジタル大臣は、きょう午後に記者会見を開き、出馬を表明するとともに重要政策について説明する見通し。さらに今週以降、小泉元環境大臣、高市経済安保大臣、林官房長官、茂木幹事長も出馬を表明する見通しで、過去最多の候補者となるのは濃厚。こうした中、立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて調整を進めている上川外務大臣がきのう、「20人をはるかに超える支持を得ている」と明らかにした。ただ「努力を重ねたい」とも述べ、「出馬表明の時期は定まっていない」としている。一方、自民党と同様に、来月に代表選挙がある立憲民主党は、対決姿勢を強めている。立憲代表選は、再選を目指す泉代表、出馬会見を開いた枝野前代表に加え、立候補の意向を固めた野田元総理大臣が今週半ば頃に表明する見通し。