麻生派は今回河野氏を基本的に支持する姿勢を示しつつも1本化はできず、その他の候補者の支援も容認する考え。麻生派の議員は派閥に候補がいるなら応援するのが筋だがそれぞれ関係性もあるから縛りはかけないということだろうと話していて、派内の融和を優先させたかっこうだ。一方河野氏がきのう、裏金の返還が公認の条件ともとれる発言をしたことに波紋が広がっている。出馬の意向を固めている茂木幹事長は今後対応を検討する考えを示した。党内には厳しくしないと世論の理解は得られないといった声がある一方で反発も強く、各候補は難しい対応を迫られている。