自民党の新たな総裁となった石破氏は、他の8人の候補者を最もふさわしい役職で処遇する考えを明らかにした。石破茂新総裁は「共に戦いました方を、それぞれの最もふさわしい役職にお願いをするということは当然のことでございます。高市候補あるいは小泉候補につきましても、考え方は同様でございます」と述べた。午後6時からの記者会見で、石破新総裁は「人事については、まだ白紙」としつつ、総裁選を争った他の候補について「立派な識見と政治姿勢を持つ方ばかりだ」と評した。また、衆議院の解散総選挙の時期については「野党の方々とも論戦を交わした上で判断をいただきたい」とする一方、「なるべく早く審判を賜らなければならない」とも述べ、「2つを合わせ適切な時期を判断したい」と語った。