内田さんのドル円予想レンジは143.40円~144.40円。内田さんは「自民党・石破総裁は『資本主義にとって、金利のある世界が必要不可欠』と発言していたので、自民党総裁選直後は、日銀の正常化が加速するとの思惑から円高が続きましたね。日銀は、すでに名目政策金利はプラス圏に引き上げ、石破総裁も日銀の政策決定を尊重する意向を示しています。日銀は従来通り経済、物価の情勢、金融市場の動向を見ながら次の利上げ時期を模索すると思います。よほど利上げの加速を連想させる政策が出てこない限り、金曜日の円高ショックは和らいでいくと考えられます。ここにきて、ドルが下げ渋る可能性が高まってきたと見ています」などと話した。