つい先ほど衆議院が解散された。解散を前に午後1時から石破総理と野党各党との党首討論が行われた。立憲民主党の野田代表は“裏金議員”の公認問題や石破総理の早期解散の判断について厳しく追及した。自民党は“裏金議員”の公認問題で12人を非公認にすることを決めた。“裏金議員”ら34人には公認を出したが重複立候補を認めないため、比例代表では追加で女性や若者の擁立を進めるとしている。選挙戦の最大の争点は自民党の裏金問題を受けた政治改革で、有権者が自公政権を信任するかが問われる。与党側は政治資金規正法を改正し再発防止策などを打ち出しているが、野党側は不十分だとして制作活動費の廃止や企業や団体への献金の廃止を求めている。また物価高への対応など経済政策についても論戦が行われる見通し。衆院選は、今月15日公示、27日投開票の日程で行われる。解散から投開票まで18日にしかない超短期決戦になる。