衆議院解散から一夜。早速、選挙活動を開始した小田原潔前衆議院議員からは、こんな本音が漏れた。自民党はきのう、裏金問題に関わった小田原ら12人を、衆院選で非公認とすることを決定した。公認されないことを知った小田原はきのう「一生懸命戦って、何とか石にかじりついてでも当選して帰ってくる」と話した。小田原氏を含む12人を非公認としたことについて、石破総理はきのう、立憲民主党の野田代表との党首討論で「どれほど辛いか、よくよく判断をした上のこと」と語気を強めた。選挙戦を無所属で戦うことになった小田原氏はけさ「公認が無いと、悪いことをしたから公認が無いんだと思う人がいるので、その方々へのご理解は短時間では非常に大変な仕事になると思う」と話す。一方、立川市の駅頭には立憲民主党の大河原雅子前議員の姿も。ライバルの小田原氏が非公認となったことについては「当然のこと」だと話す。この選挙区にはこの他2人が立候補を予定していて、今月27日の投開票に向けて事実上の選挙戦が始まっている。