きのう投開票が行われた衆議院議員選挙は裏金問題を受け与党に逆風のなか自民党、公明党の与党が大幅に議席を減らし過半数割れとなり石破総理は「政治と金の問題について全く理解をいただけていないということが一番大きかった」と敗因を述べた。一方、自身の進退については職責を全うするという考えを示した。獲得議席は自民党191、公明党24など、与党の過半数割れは民主党政権が誕生した2009年以来15年ぶり。野党は大きく躍進、公示前98議席だった立憲民主党は50増で148議席に。立憲民主党・野田佳彦代表は「こういう解散総選挙でいいのか。裏金の問題についてきちっと解明もしないまま議論をしないままに突き進んだことに対して厳しい批判があったということは間違いないと思いますね」と話した。自民党内からは「石破総理が辞めなければけじめがつかない」など反発の声もあり石破総理は党運営、政権運営の難しいかじ取りが迫られる。