自民党が衆議院選挙で議席を大幅に増やした国民民主党に秋波を送っている。政策ごとの連携に前向きな国民民主党に対して、政権側がどれだけ受け入れるのかが注目されている。きのう総理官邸では衆院選後初めての閣議が行われた。そこには落選した2人の大臣。閣議後、牧原秀樹法務大臣は、自らの進退について、総理が人事を決めるまでは、法務大臣として責務を果たしていくなどとした。もう1人の小里泰弘農林水産大臣は「辞任することになる」とコメント。過半数割れした与党では安定した政権運営はできない。石破総理が熱い視線を送っているのが公示前の4倍となる28議席を獲得し存在感を増している国民民主党。