スタジオに、衆院選で落選となった元自民党の小田原潔氏が登場。小田原氏は安倍派に所属していた衆議院議員で、裏金問題では1240万円の収支報告書への不記載があり、半年間の役職停止処分を受けていた。今回の衆院選では、自民党からは非公認となり、比例重複も認められなかった。小田原氏が出馬した東京21区では、立憲民主党の大河原雅子候補が当選した。裏金問題について、小田原氏は「真実をお話します。パーティー券をお願いした私どもの資金の出どころのほとんどが中小企業の経営者で、思いと期待がこもった2万円の積み重ねを、小田原潔の専用口座に入金し、1円も触らずに全額政治資金団体に支出していました。その政治資金は、秘書の給与や家賃などに充てられていました。そういった、透明性のある経理を12年間続けてきた自負がありました。不記載という言葉は、『収入を計上しなかった』という意味で使われていますが、全ての収入は計上してあります。ノルマを超えた分は一度派閥に上納し、同額を寄付として受け入れ、その上納した記録がついていれば全く同じことをしていても問題がありません。古い習慣なので、この上納をしていなかったんです。私は修正後の収支状況で、収入・支出の合計に触らず、内訳しか修正していません。全員が私と同じわけではないと思いますが、『不記載』と言われると、収入を隠していたと捉えられて、誤解を解く機会のないまま選挙に臨んだのが辛かった」などと話した。また、自民党の活動費2000万円について「私たち非公認がお願いしたものではないので、困惑しました」などと話した。萩谷さんは「説明してもらえないと国民はわからない。だから早く説明するべきだったし、自民党内でも早く対策をするべきだったのでは」などと話した。