「103万円の壁」を巡り、初めて行われた自民党と国民民主党の税制協議は、具体的な提案などは行われず、今後のスケジュール確認などに留まった。所得税が非課税となる「年収103万円の壁」について、国民民主党は基礎控除などを178万円に引き上げるよう求めているが、国と地方で7〜8兆円程度の減収が見込まれることから、自民党は引き上げ幅を抑える事を念頭に調整したい考えとみられる。これに先立ち、国民民主党は公明党との協議も行っていて、来週、自民党・公明党・国民民主党の3党の枠組みでの協議を始める。
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