補正予算案を巡って、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、立憲民主党の求めに応じる形で予算案の総則を変更し、修正することで合意した。具体的には、予算案の総則に、「今年度の当初予算に計上した予備費から1000億円を能登半島の復旧復興に充てる」という趣旨の文言を新たに盛り込むとしている。衆議院の事務局によると、政府が国会に提出した予算案が、衆議院予算委員会の審議の過程で修正されて可決されれば、第1次橋本内閣の平成8年度当初予算以来のことになるという。予算案について、与野党はあすの衆議院予算委員会で採決したあと、本会議でも採決することで合意した。