首相公邸からの中継。石破総理が10日前に行った自民党の新人議員との会合で、石破総理の事務所が去年の衆議院選挙で初当選した複数の自民党議員に商品券10万円相当を配っていたことが今夜分かった。今、石破総理大臣の会見が公邸で始まった。商品券について「会食のお土産代わりにご家族へのねぎらいなどへの観点から私自身の私費、ポケットマネーで用意したもの」と語った。衆議院当選1回生15人にお土産、ポケットマネーでお金を渡したということだが、それについて、あくまでもこれはポケットマネーで渡したので政治資金には当たらず法律に抵触しない。そして自分の選挙区内の議員はいなかったので公職選挙法上も問題はない。ただ、心配をかけたことは申し訳ないと陳謝した。記者からは政治資金規正法に抵触するのではと質問が飛ぶと、石破総理は「第何条の条文なのか」と逆に質問。記者はここに関して第何条というところは答えられず。スタジオではポイントは2つ「ポケットマネーで渡したため法に抵触しない」「自分の選挙区内の議員はいないのでこれも問題ない」としたところ。ただ専門家は政治資金規正法の第21条に違反する可能性があると指摘しており、意見が別れる部分がある。また石破総理はこの商品券を渡すことは承知していたという。