きのう投開票が行われた東京都議会議員選挙で、自民党は議席を大幅に減らし過去最低となり、小池知事の都民ファーストの会が第一党となった。公明党も議席を減らし19議席だが、3党を合わせた「知事与党」は過半数を確保した。野党では立憲民主党は議席を増やし17。これまで議席を持っていなかった国民民主党が9、参政党が3と初めて議席を獲得した。石丸伸二代表率いる再生の道は候補者42人擁立も全員落選。今回の都議選は来月予定される参議院選挙の前哨戦とも位置づけられ、自民党・木原選挙対策委員長は参院選に向けて立て直しを図る考えを示した。また、都議会で初めて議席を獲得した国民民主党は手取りを増やす政策を進める考えを強調した。今回の投票率は47.59%で前回を5.2ポイント上回った。