公明党の斉藤代表は会見で、自公連立政権はいったん白紙としこれまでの関係に区切りをつけることにしたいと話した。自民党の高市総裁は、26年間野党の時代も含めて協力し合って来た関係なので残念ではあるがそういった結論になったと話した。公明党は支持母体創価学会の集票力で国政選挙のたびに自民党候補の当選に貢献してきた。第2次安倍政権以降の約10年間国政選挙で8連勝し結束を強めていたが、銃撃事件後に自民党の政治とカネの問題が発覚した。直近の大型選挙は3連敗となっている。公明党内では政治とカネの問題に不信感が高まっていた。連立継続の条件で、唯一折り合いが付かなかったのが政治とカネの問題だった。斉藤代表は、「過去の経緯も含めて新総裁として決断いただきたいと述べたが今回の回答もこれから検討するだった、大きな回答が無かったのでこういう決断をした」と話した。公明党は首相指名選挙では斉藤代表の名前を書くとしている。