自民党本部から中継。再審制度の見直しに関する刑事訴訟法の改正案について、法務省はきょう自民党に修正案を示した。会議の冒頭、修正案に反対の議員が立ち上がり怒号が飛び交う展開となった。部屋の外まで大きな声や机を叩く音が断続的に聞こえ、かなり激しいやり取りが行われているとみられる。再審制度の見直しを巡っては、今の制度では最新の開始決定に対し検察官が抗告(不服申立て)ができる内容となっている。自民党では政府案を巡り連日会議が開かれており、「えん罪被害者の救済が遅れる」などと異論が噴出していた。このため法務省はきょう、抗告を受けた裁判所の審理を「1年以内」とする努力義務などを盛り込んだ修正案を提示したものの、内容に納得できなかった自民党議員の怒りが噴出した形。政府は改正案を今の国会に提出することを目指しているが、反対する議員は検察官の抗告の全面禁止を求めており、修正案が了承される見通しは立っていない。
