自見消費者相は「窒息事故を防ぐため、高齢者や小さな子供は小さく切り分け、よくかんで食べるように」と話した。消費者庁は5歳以下には硬い豆を食べさせないよう呼びかけているが、恵方巻についても「特に高齢者や小さな子供は注意してほしい」としている。郡山地方広域消防組合の吉田氏も「恵方巻きは海苔が巻いてあるので噛み切りにくい。喋らずに黙々と食べるのは窒息の観点からすると非常にリスクが高い」と指摘している。また郡山地方広域消防組合が一昨年までの10年の間に食事中の窒息の事故で搬送した191人について調べた所、最も多かったのは「餅」・「寿司・おにぎり」が4番目であった。ごはんは粘着性が高く、海苔も唾液を吸収して飲み込みづらくなることがあり、恵方巻きを咥えて食べる際は、特に注意が必要だという。子供や高齢者は周囲の見守りも必要だとのこと。