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「色彩雫24色セット」 のテレビ露出情報

1940年には世界中の万年筆の半数以上が日本で作られるほどに。セーラー万年筆のふでDEまんねんは筆のような強弱をつけた線が書ける。フランチスカさんはパイロットが日本製だと知り、2年間で日本の万年筆を22本買い集めた。日本へのご招待が決定。
パイロットを訪れた。1918年に前身の「並木製作所」が設立され、創業者が日本初純国産の万年筆を作るために立ち上げた。業界を先導するという想いを込めて社名を水先案内人を意味するパイロットに変更した。1963年に世界初のキャップのない万年筆を発売した。世界で唯一部品の製造や組み立てなどを一貫生産している。
ペン先の土台作りは一発勝負。金ペンはペン先に純金を含んだ万年筆。金銀銅を1300℃で溶かし1つの合金にする。温度が低いと金属が混ざらず温度が高いともろくなる。ペン先の薄さになるまで伸ばす。約3000℃のプラズマを照射し1mm以下の球、ペンポイントを生成する。1日3000~5000個を選別し完全な球体でないものは除外する。型抜かれた合金とペンポイントを溶接しペン先に切れ目を入れた。万年筆は毛細管現象を利用しインクを紙まで運んでいる。筆圧の強弱で太さを調整できるという。
周囲から遮断された部屋で音と感触でペンポイントの凹凸を判別している。1本1本手作業で滑らかな書き味にする。完成したペン先に軸やキャップをつけると完成。また、蒔絵工房 NAMIKIは蒔絵万年筆専門の工房。蒔絵は漆をつけた筆で絵を描き金銀の粉を蒔く絵のこと。漆は水分と反応して固まるため湿度の高い木箱の中に置く。完成までには100以上の工程があるという。別れのときにフランチスカさんは感謝の手紙を読んだ。
兵庫県神戸市を訪れた。ナガサワ文具センターは創業1882年の老舗文具店。フランチスカさんが会いたいと希望していた長原幸夫さんにも会うことができた。薙刀研ぎは1911年にセーラー万年筆によって生み出されたペン先の形状。

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