国内の主な食品メーカー195社を対象にした帝国データバンクの調査では今月値上げされる食品は2067品目となった。年間の累計で見ると今年は2万6000品目あまりと去年1年間をすでに上回っていて、記録的な値上げラッシュとなっている。今月値上げされる食品では山形の秋の味覚「芋煮」などに使われるしょうゆやみそなどの調味料が1200品目あまりと最も多くなっていて、県民の家計にも影響を与えそうだ。このほか冷凍食品や乾麺、ハムやベーコンなどの加工食品で500品目近く。チョコレートやアイスなどの菓子で200品目あまりが値上げとなっている。来月は約4500品目で値上げが決まっていて、帝国データバンクでは原油価格の上昇や円安傾向から来年以降も値上げが続く可能性があるとしている。