一昨日の正午ごろ、神奈川県・箱根の観光名所、芦ノ湖の湖畔にできた観光客の長い行列。その長さは約50m。その理由は芦ノ湖に浮かぶ「平和の鳥居」の下での写真撮影。行列に並んだ人だけが湖に突き出た石畳の上に立つことができる。一方、待ちきれなかった人たちが撮影した写真は鳥居が一部気に隠れてしまうアングルに。すでに冬の行楽モードとなっている箱根はどこに行っても大混雑。ケーブルカー乗り場は人で埋め尽くされていた。同じ箱根の観光名所、大涌谷でも美しい富士山をフレームにおさめようと多くの人達がカメラを構えている。大涌谷の駐車場は満車状態。駐車場の空きを待つ車で渋滞が起きていた。周辺では車道に出て写真撮影を行う男性の姿。富士山の撮影に熱中しているのか、番組スタッフが声をかけるも移動する気配はない。さらにカメラを持った別の男性も車道をわたり歩道の縁石に座り込んで撮影を始めた。こうした撮影行為も駐車場待ちの渋滞に拍車をかける行為となっている。そして年明けには箱根駅伝の応援などによる観光客の増加でさらなる混雑が見込まれる。