テーマは「世界で稼ぐジャパンコンテンツ」。日本のアニメやゲームなどのコンテンツ産業の海外売上高は2024年に初めて6兆円に達し、過去最高を記録した。政府は2033年までに20兆円に増やす計画。これは日本の自動車に輸出額とほぼ同じ規模。4月、アメリカ・ロサンゼルスで日本のガールズロックバンド・花冷え。がライブを開催。日本では無名だが今年すでに20公演の全米ツアーを実施するなど海外で人気が急上昇している。花冷え。は2015年に高校の軽音楽部で結成。YouTubeに動画をアップしたら海外からコメントが殺到したという。ボーカル・ユキナは「海外の人が、そんなに支持してくれるなんて1ミリも考えていなかった」、ソニー・ミュージックレーベルズ・佐藤晃プロデューサーは「付いているコメントが、ほぼ外国人で何だこれはと思った。ライブを見に行き、一緒にやりませんかという話しになった」と話す。ソニー・ミュージックエンタテインメントが今、最も力を入れているのは「海外市場」。データ分析をする部門が音楽配信サービスの再生回数を分析する。花冷え。は国別の再生回数はアメリカ37%で日本(7%)の5倍以上。このデータに基づき、花冷え。はアメリカ市場に狙いを定めてツアーを行なっている。CD売り上げが落ち込むなかグッズ売り上げは重要な収入源。佐藤によると「日本ではタオルとTシャツが定番だがアメリカではタオルは全く売れずTシャツがメイン。今は円安なのでビジネスの観点からも重要視している」。ソニー・ミュージックエンタテインメントの海外売り上げ(2021~2023年度)は+26.6%(2018~2020年度比)。ソニー・ミュージックエンタテインメント・中武宣廣執行役員は「世界や特定地域でスターになる日本人アーティストのスターをより増やしていきたい、継続性のある世界マーケットへ進出したい」とコメント。
