東京・八王子市ではきのう雹が降った。関東地方では大気の状態が不安定となった。福岡・太宰府市のきのうの最高気温は38.3℃。全国131地点で猛暑日となった。都内の病院では、花粉症を訴える患者が夏に比べて2割ほど増加しているという。猛暑の影響で花粉症に異変。日本医科大学大学院・大久保教授は「秋の花粉も早く飛び始めている。ダブル花粉となっている」。夏に花粉症を引き起こす植物の影響がいまだ残る一方、9月にピークを向かえるブタクサなども成長が早く、花粉がすでに多く飛散している。夏と秋の花粉が重なるダブル花粉の状態になっている。ブタクサ花粉には注意が必要だ。飛散距離は短いが、花粉の粒子が小さく、ぜんそくなど呼吸器に症状をきたすケースもある。22日以降は、全国で残暑が落ち着く見込みで、寒暖差による免疫低下で症状が悪化する可能性もある。